Day289

珍しく映画を観た。体調悪くて隔離されてて、ってのもあったけど。観れるもんだね。もっと観よう。

3回くらい泣いた。映画好きにとっては予定調和ばかりのたいして面白くない映画なのかもしれないな、みたいなことをベタな構成を味わいながら思ったけど、この映画の、というか、映画の魅力はそういうことじゃないんだな、と改めて思った。主人公の一挙手一投足に、心の動きに乗せられ、自分が心を動かせばいいんだな、と。

一番良かったのは池田エライザと広瀬すずが屋台でくだを巻くシーン。最高だった。人生においてああいう瞬間がある、ということはとても大切であろうと思う。わたしにとっては18歳の冬、合格を告げた瞬間がそれに当たるのだろうけど、相手はエライザでもすずでもなく美智子だった。まあ、そういう人生もある。

どんなにキラキラしていても、どんなに無敵に見えても、人生をどのように「アガれる」かはわからないものだ。毎日を懸命に生きよう。そして、残していく人々の幸せを最後の瞬間まで祈っていられるようにしよう。

美しく、楽しく、うまく死ぬためにはどうすればいいか。今日から考えよう。みてよかったな。

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